マングースが鹿児島で繁殖?

 鹿児島県は16日、マングースが本土で繁殖している可能性があることを前提に、生息状況を調査する方針を決めました。

マングースは本来西アジアから東南アジアにかけて分布する雑食性の哺乳類ですが、1910年に人工的に導入されて以来沖縄と奄美大島に生息し、日本で最も深刻な生態系被害をもたらしている外来種として知られています。

 猛毒を持つハブを退治するための天敵にしたいという思惑だったのですが、実はマングースは昼行性で、夜行性のハブとはそもそも出会わないことが後に判明します。それ以前に、マングースは雑食性であり、蛇を主食としている動物でもありません。調査の結果オキナワキノボリトカゲやヤンバルクイナ、アマミトゲネズミ、アマミノクロウサギ等の希少な固有種を捕食していることが判り、有害な外来生物に指定されることになりました。

 これが本土で繁殖しているとなると、かなり厄介です。駆除には相当な予算が必要でしょうし、それでも根絶は難しいでしょう。つまり、毎年駆除のために予算を計上しなければならない事態になりかねない、と言う事です。