FBI、クリントン氏の訴追を見送り

 アメリカ連邦捜査局(FBI)はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が在職中、私用のメールアドレスを公務に使っていた問題について、訴追を見送りました。

 FBIの決定を踏まえて司法省が最終決定しますが、司法長官はFBIの決定を受け入れる意思を示しています。

 昨年3月、共和党が2012年に発生したベンガジ(リビア)のアメリカ領事館襲撃事件に関するクリントン氏の対応を追及する中、公務に私用のメールアドレスを使っていたことが発覚。情報の取り扱いに違法性がなかったか、FBIが昨年7月から捜査していました。しかし、「法に意図的に違反した明確な証拠はなかった」として起訴を見送ったものです。もし、訴追された場合、クリントン氏は大統領選への挑戦を断念せざるを得なくなる可能性もあり、注目され、共和党指名候補のトランプ氏はツイッターで「不公正だ。悪い判断だ」とFBIを批判しています。

クリントン氏は今回の決定で、メール問題の幕引きを図りたい考えですが、トランプ氏は追求を続ける構えです。

シェークスピア全集初版、3億円で落札

 競売大手クリスティーズの発表によると、ウィリアム・シェークスピア全集の初版(1623年出版)が競売にかけられ、187万ポンド(約3億300万円)で落札されたそうです。

ウィリアム・シェークスピアと言えば、言わずと知れたイギリスの劇作家で詩人。イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物であり、「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」、「ロミオとジュリエット」等の傑作を残しました。

今回競売にかけられた全集初版本は、シェークスピアが亡くなってから7年後の1623年に750冊出版され、現在残っているものは200冊と言われています。

落札したのはアメリカの個人収集家で、この初版本に加えて1632年、1664年、1685年に出版された全集も全て落札。合計落札額は248万ポンド(約4億200万円)だという事です。

シェークスピアの死後に出版された全集の初版、しかも現存する僅か200冊の内の1冊となれば、好事家にとってはたまらないでしょう。それにしても、本一冊に凄い値段です。さすがシェークスピア、と言った所でしょうか。

72%が最低賃金受け取れず

 韓国ではアルバイトをする20~30代のうち、72%が最低賃金以下の賃金しか受け取っていないことが判明したそうです。また、80%を越える労働者が延長・夜間・休日勤労手当ての存在すら知らないと言うことです。

 これは青年ユニオン(韓国)と言う世代別労働組合の釜山支部準備委員会と釜山青年会が、釜山のコンビニエンスストアやファーストフード店等の飲食店、塾などのサービス業でアルバイトをする20~30代の労働者128人に直接会って、労働環境実態アンケート調査を行った結果です。中でもコンビニで働く86人の内、88%(75人)が最低賃金を受け取れていなかったそうです。

 また、調査対象128人の内8割に当たる95人は、勤労基準法によって使用主に支払い義務がある延長や夜間、休日などの勤労手当ての存在自体を知らずにいることも明らかになっています。

 韓国では大学進学率が80%を超えますが、大学卒業後の就職率は5割前後、つまり半分しか就職できないと聞いたことがあります。その上、アルバイトをしても最低賃金さえ受けとれないとは、日本の就職氷河期が生温く感じます。しかも8割が「延長や夜間、休日勤務手当など法定手当があることを知らない」と言うのですから、これも驚きです。