パナソニック、液晶生産から撤退

 パナソニックが、赤字が続いていたテレビ用の大型液晶パネル生産から撤退する方針を固めたそうです。

 同社の姫路工場(兵庫県姫路市)で行っていた生産は9月末を目処に停止すると言う事です。

 姫路工場は2010年4月から稼働していますが、2012年3月期には765億円の営業赤字を計上するなど赤字続きで、パナソニックの経営の足を引っ張っていました。

 国内の液晶メーカーは、ソニー、東芝、日立の液晶部門が合併したジャパンディスプレイがありますが、扱うのはノートPCやスマートフォン向けの中小型液晶で、テレビ用の大型液晶パネルは生産していません。パナソニックが撤退したことで、テレビに使う大型液晶パネルを生産する国内企業はシャープのみとなりました。とは言っても、そのシャープ、先日台湾の鴻海精密工業に買収されたばかり。そう言う意味では、国内メーカーでは、大型液晶パネル生産を行っていた最後のメーカーが撤退した、と言えます。

 姫路工場には1000人の従業員がいますが、そのうち数百人は国内のほかの工場に配置転換する予定だと言うことです。

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