ゲノム操作でブタの筋肉倍増

 明治大学や広島大学などの研究チームの発表によると、ゲノム編集によって筋肉量が増えたブタを作り出すことに成功したそうです。

 ゲノム編集は遺伝子を効率よく改変する技術で、食肉や作物の品質を改良する新技術として注目されています。

 研究チームは、ゲノム編集によって筋肉の成長を抑制する働きを持つ遺伝子の働きを止めた核をブタの卵子に移植。この卵子を、2匹のブタの子宮に移植して生まれてきた4匹の子豚の中で、筋肉の細胞の数が約2倍に増えた子豚が1匹いたと言うことです。この子豚、肉になる部分の筋肉が1・4~1・7倍の重さになっていたそうです。

 筋肉量、つまり赤身の部分が多い豚が誕生したのです。今後発生するであろう食糧問題の解決策、その一つになりそうですし、1匹の豚からより多くの肉がとれればコストダウンにもなるでしょう。後の問題は味と、そして安全性でしょうか。

 10年後には、ゲノム編集で赤身が増えた牛や豚が、あるいは巨大化した鶏の肉が安い値段で店頭に並んでいるかもしれません。

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